産科

産科とは

産科は、妊娠から出産までを主に扱う診療科です。妊娠から出産に至るまでの管理や指導を行ったり、産後のケアおよび必要に応じた治療などを行います。

第二足立病院「産科」の3つの特徴

特徴 1

第二足立病院では、妊娠・出産だけでなく産後のケアから退院後の育児に及ぶまで、産婦人科専門医と助産師・看護師が出産に関係するトータルのケア&サポートを行いますので、安心して出産していただけます。

当院の産科では妊娠中の患者様が安心で楽しいマタニティライフを送るお手伝いをするだけでなく、出産・育児をトータルでケア&サポートする様々なサービスをご提供しています。また、参加入院の際には患者様の健康を第一に考えた、家庭的で美味しい病院食もとても人気が高いです。退院時に退院祝いとしてプレゼントさせていただく「鯛」も非常に好評です。

さらに、出産までのサポートに加え、産後のアフターケアも充実しており、母乳のケア、産後の様々な相談、アフタービクス、退院後の電話のフォロー、ベビーマッサージ、助産師指導などを積極的に行っております。

特徴 2

学会認定の産婦人科専門医と助産師・看護師によるチーム医療で患者様のご要望に応える、楽しくそして安心のマタニティライフをご提供します。

当院には学会認定の産婦人科専門医と産科のスペシャリストである助産師、そして看護師が中心となってチーム医療をご提供しますので、安心して出産に臨むことが出来ます。しかも、明るく、経験豊富で、スキルの高いスタッフが在籍していることも自慢です。

また、女性の助産師が担当する「助産師相談・指導」があるためドクターには聞きにくい妊娠中・産後の不安や悩み解決のご相談をしていただけます。また、当院ではリラックスして出産に臨んでいただけるよう分娩の際に助産師がメインでサポートさせていただいております。

女性の助産師に対応してもらえる「助産師相談・指導」があります。
妊娠中・出産後の女性は、心も体も不安定です。特にドクターには、聞けないこともたくさんあります。そのような時に様々な悩みを相談していただける助産師相談・指導を行っております。妊娠中の様々な疑問・不安、ドクターには聞きにくいことなどに関して安心してマタニティー生活を過ごしてもらえるように、当院の助産師がさまざまな形で相談にのっています。外来中ないし終了後に時間をとってお話をうかがっています。

特徴 3

和室分娩、フリースタイル出産、里帰り出産など、「患者様の幅広いニーズにあった対応した理想の出産」のお手伝いをさせていただきます。

当院では、患者様のニーズに合った幅広い対応をしており和室分娩、フリースタイルの出産、里帰り出産、家族の立ち合いなどを選択・ご利用いただけます。また、リラックスして分娩していただくためご希望の方にはお灸やアロマを使ったリラクゼーションサービスもご提供しております。なお、母乳率が高い事や、リピーターの方が多いことも、当院の自慢です。

自然分娩を目標に理想の出産を実現することサポートします。
当院では、バースプランを利用して妊娠中やお産に対しての気持ちや希望をお聞きして、お産が無事終った時に「第二足立病院でお産してよかった」といっていただける様な、サポートができることを目標にしています。
特に当院では母子共に負担がかかりやすい分娩誘発剤は可能な限り使用せず、「自然分娩」で出産することを目標としております(私たちは、自然分娩でお腹を痛めて生んだという経験が出産後に必要な「母親としての強さ」「子どもに対する深い愛情」につながっていると考えています。)

立ち合い出産をお勧めしています。
当院では、御主人などの分娩参加を積極的にお勧めしています。決して無理強いすることはありませんが、新しい家族を迎えるにあたり家族で頑張ることが親子間の絆を強め、 子育てにもより積極的になれるなど、よい影響を与えるのではと考えています。

和室分娩に対応します。
「分娩台でのお産はできれば避けたい」「畳の上で家族と一緒にお産をしてみたい」 などのお考えをもっておられる方におすすめの分娩方法が「和室分娩」です。当院には和室分娩室がありますので、自宅にいる雰囲気での分娩が可能です。もちろん分娩台でのお産は医学的にもメリットはたくさんあると考えていますが、 お産を経験された方の中には時々合わなかったとお話をされる方もおられ、一つの手段としてご提案しています。

フリースタイル出産に対応いたします。
仰臥位分娩(ぎょうがいぶんべん:仰向けに寝ること)が多く行われていますが、 当院では分娩の進行にあわせ様々な分娩体位を取っています。例えば横向きになってお産したり(側臥位分娩:そくがいぶんべん)、 半分座ったような状態でのお産(半座位分娩:はんざいぶんべん)など があります。それぞれメリット・デメリットがあり実際分娩をする時でなければ、どの体位がよいか個人差がありますが、 当院の助産師が様々な体位での分娩に対応できるよう研鑽をつんでおりますので安心して出産に臨んでいただければと思います。

里帰り出産に対応いたします。
当院では里帰り出産にも対応しています。里帰り出産をご希望される際はおよそ9ヶ月(34週まで)の帰省を目途にしていただければと思います。また、その際は事前にご連絡いただき「紹介状」をご持参ください。なお、病院見学も可能ですので、妊娠の早い時期に実家に帰ってきた際には一度お電話にてご相談ください。

よくあるQ&A

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分娩費用に関しては、初産婦の方は7日間入院が基本で49万円~になります。経産婦の方は6日間入院が基本で、46万円~になります。 それに加え個室(1日につき1万2千円、9千円、7千円、6千円の部屋があります)利用料金と時間外等が加算されます。(2019年10月1日より)

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特に事前の予約は必要ありませんが、20週代で一度受診して頂けると書類等のご案内をさせて頂きます。妊娠経過が順調であれば、現在かかっておられる病院の紹介状を持参してもらって 妊娠9か月中旬(34週)をメドに来院してください。わからないことがあれば当院へ電話してください。

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事前に病院へ電話していただき見学希望日をスタッフにお伝えください。
見学は時間を調整して、当院のスタッフが院内を案内させていただきます。
その際お急ぎでなければ当院の特徴やスタイルの説明させていただきます。

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マタニティヨガ等に関しては、外部の方でも可能です。見学されてからでもよいので病院へ電話していただき、行っている日と予約状況と参加に必要なもの(動きやすい服装)を確認してくださればよいです。
予約制ですが、稀に日が変更になったり、人数が多いときはお断りせざるを得ないときがあるのでご了承ください。参加費は外部の方は1,000円になります。お気軽にご参加ください。
予約時の電話番号:075-681-7316 (電話受付は午前9時から午後4時になります)
※4Dについては当院にて妊婦健診を受けておられる方が対象となります。

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基本的には積極的な会陰切開は行っていません。しないで欲しい等の希望があれば出来るだけ期待にそえるようにしています。ただ胎児の状況や分娩進行の程度によっては医師の判断で行う場合はあります。

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基本的には、帝王切開術を行います。
【前回帝王切開にて出生された方の正常分娩(VBAC)について】
前回の帝王切開の理由がもし赤ちゃんが巨大児であったり、妊娠中毒症などの理由であれば、自然分娩は無理と考えます。
また骨盤位や胎児仮死(なんらかの理由で分娩前に胎児心拍が弱くなった場合)による理由であれば正常分娩を考慮する余地はあると思いますが、一般的に他院で帝王切開を受けておられる場合には手術時の状況が把握しにくい(出血が多かったか、癒着の有無など)ので、次回の分娩を正常分娩ではお引き受けしにくい場合が多いと思います。
確かに病院によって考え方は異なるのですが、最近は正直社会情勢もあり万が一の事を考え(陣痛時の子宮破裂が一番怖いことで起こる確率は低いですが予知をとらえることが困難で、もしものときには超短時間で手術を行わないと母児ともに命の危険にさらす可能性があるからです)無理せずに帝王切開での分娩を・・・と指導する病院が多いはずです。
当院でもこのような考え方で対応しています。

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旅行は妊娠経過に問題なければ基本的には可能と考えます。特別交通事情の悪いところや足場のよくない所でなければ、 その土地に一番行きやすい交通機関を利用していかれればよいと思います。
だだ妊娠初期の特につわりのある時や後半期(特に妊娠9ヶ月以降)の旅行はできれば避けたほうが無難では・・・と思います。
車の移動で移動するのであれば、ゆっくりとした予定で休憩も多めにとったほうが良いです。
飛行機だけでなく、電車・車でもエコノミー症候群には注意すべきといわれており、座席を通路側にする・適度な水分補給・長時間同じ姿勢はとらない。移動時間が長ければ立つだけでもよいので体を動かすようにする。などが注意事項です。温泉に関しては、42度以上の高温度の温泉でなければ良いといわれています。 気分の悪くなるような泉質でなければ種類は気にしなくてもよいです。つかる際10分以上の長湯はおすすめできないといわれております。
保険証と母子手帳は忘れずに持参してください。

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ご相談させて頂きます。ただし、ご不自由をかけることもございます。
それをご理解頂いた上で指定されたお部屋で付き添い入院を行うことは可能です。付き添い入院されたお子様のお世話や安全面の責任は、お母様にお願いしております。

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当院で分娩された方以外でも母乳のトラブルがあれば母乳管理の経験豊富な当院の助産師が相談にのります。電話で予約していただければ対応します。念のため医師の診察を受けていただいてからご利用していただく形になります。

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当院は全て母児同室です。
産後1日目から母児同室となりますが、帝王切開術を受けた方や、 母体回復状態によっては新生児室にて赤ちゃんをお預かりします。おっぱいの時間やその他赤ちゃんのお世話が必要なときにはお部屋まで赤ちゃんをお連れいたします。ご遠慮なくお申し出ください。
また、ご希望があれば当日より母児同室をしていただくことも可能です。

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可能です。遠慮なくお申し出ください。

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帰省分娩など当院以外で分娩をお考えの方で妊婦検診等のみをご希望される方も診察可能です。
ご希望時に必要な紹介状も記載します。遠慮なさらずにご利用ください。

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当院は京都市認定の助産施設です。制度ご利用希望の方など遠慮なくご相談ください。
※入院助産施設とは、「経済的な理由で入院して出産することができない妊産婦のために、法律により安全な出産を図る施設」のことです。

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クラミジアなどの性感染症や風疹の抗体、子宮筋腫や卵巣腫瘍などなど妊娠や出産に影響を与える病気の有無を検査するものです。
子宮がん検診・超音波検査・膣培養検査・性感染症検査などに加え(計16,170円)、追加検査として血液検査の風疹抗体検査(790円)・梅毒検査(530円)・HIV検査(1,110円)や、更に卵巣年齢を確認する抗ミュラー菅ホルモン(7,700円)や卵巣の働きと深く関連する甲状腺ホルモン検査なども検査可能です。